美濃焼伝統工芸品窯元
隆月窯   隆月窯は、一千年の歴史を持つ美濃焼発祥の地『土岐市』で、織部を中心に仕事をしている伝統的工芸品の窯元です。
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伝統的工芸品とは、陶芸品と違うの?      

経済産業大臣指定伝統的工芸品とは   産地からの申請により経済産業大臣が次の条件の全てに適合していると認めた工芸品です。
工芸品であること。(熟練した技を必要とし芸術的要素を備えたもの)の前提で。
1. 主として日常生活の用に供されるものであること。
2. 製造過程の主要部分が手工業的であること。
3. 伝統(100年以上前から続いている)技術又は技法によって製造されたものであること。
4. 伝統的に使用されてきた原材料であること。
5. 一定の地域で産地を形成していること。
以上の5項目全てに該当すること。
以上の要件を満たし、経済産業大臣の指定を受けている伝統的工芸品は、現在、北海道、千葉県、熊本県を除く44都府県における190品目となっています。

 美濃焼は、以上の要件に適合する、土岐・多治見・瑞浪各市及び、土岐・可児・恵那の各郡の区域で生産される「志野」・「織部」・「黄瀬戸」・「瀬戸黒」・「灰釉」・「天目」・「染付」・「青磁」・「赤絵」・「鉄釉」・「飴釉」・「美濃伊賀」・「美濃唐津」・「御深井」・「粉引」の15品目が「美濃焼伝統工芸品」として昭和53年7月に指定・公示された。

「美濃焼指定伝統工芸品」を見ますか?   

 織物・染色品・陶磁器・漆器・木工品・竹工品・金工品・仏壇・和紙・文具・諸工芸品など日用品全般にわたって指定されております。
 経済大臣が指定した技術、技法、原材料で制作され、産地検査に合格したいわゆる主要行程が、「手作り」の製品だけに 【伝統マーク】をデザインした「伝統証紙」を貼る事が許されています。
 消費者の皆さんが伝統工芸品を購入する際、安心して購入できる目印になるものです。

伝統的工芸品と陶芸品の違い。
 簡単に言ってしまえば、伝統的工芸品は職人の手によって作り出されるもので、比較的安価(物の価値が安価であって相対単価が安いわけではない)で市場に供給されている物。一方陶芸品と言うのは、作家が自分の思いを表現する為に妥協を許さず制作した物。


隆月窯としての伝統的工芸品に対する見解

 以上の条件の中で2番目と3番目の『製造過程の主要部分が手工業的であること。』『伝統(100年以上前から続いている)技術又は技法によって製造されたものであること。』が良く議論されます。例えば、轆轤は全て手廻し轆轤か蹴轆轤でなければダメかと言うと、現代では電動轆轤を用いていますが、成形をすると言う事に関しては紛れもなく人の手を使って成形しています。轆轤を廻す事を人力から電気を用いてモーターを使っていると言うだけで製造に関しては手仕事です。
 また、他の産地では、絵付けが認定されている所もあります。その産地では絵付けに関しては手作業でおこなってますが、製造はと言うと???ですが、絵付けが認定されていますのでやはり伝統的工芸品です。



それでは、美濃焼ではどんな物が伝統的工芸品に指定されているのでしょうか?のぞいてみましょう。


『経済産業大臣指定伝統的工芸品』『日本の伝統的工芸品』を
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